公務員を退職した40代の男性のその後・私の職業体験談

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公務員を退職した40代男性です。

公務員をなぜ退職?と考える方が大半で、私自身も退職することになるとは思いませんでした。

40代にして初めて有益ではない人間関係をきっかけにして精神的に疲れてきたのです。

退職するなら自分で何か始めようと思い起業しましたが失敗しました。

結局企業に就職したわけですが、募集に書かれていたことと実際の内容が全く違っていたりして転職を繰り返すことになります。

まさに負のスパイラルに陥っているわけですが、そのような状況で一時期経験した職業での体験をお伝えしたいと思います。

公務員を退職1年後陸送業者を経験する

前に所属していた会社の給料が少なく、このまま居続けても昇給の見込みが全く無かったため退職し、次の仕事を見つけるまでのつなぎとして行っていました。

説明させていただくと、大手車両メーカーの工場で生産された新車を決められた場所に自走させて運ぶ仕事です。

物を積み込む必要はないし、他人を乗せるわけではありません。

これなら自分でもできそうな仕事だと思い始めてみました。

しかし理想と現実とのギャップは存在しているもので、その部分をご説明したいと思います。

 

意外と神経を使う

運転する車両は買い手が決まった新車です。

傷を付けてはいけないのです。

傷を付けたら当然修理する必要があるため納期が遅れます。

納期が遅れるだけでなく会社全体のダメージに繋がり搬送依頼が来なくなります。

なので繊細な運転が必要になってくるのです。

 

運転技術が低いと務まらない

運転する車両は様々です。

メインはトラックなのですが、小型から大型までどの車種でも運転する必要があります。

特に癖があるのはシフトチェンジの時で、ほぼ車両ごとに違うので慣れないまま運転することになります。

新車で機械の動きがぎこちない(なじんでいない)

初めて運転するが決してぶつけてはいけない。

そのような環境だと事故の確率が少し上がります。

でも確実に安全に運ばなければいけない仕事でした。

 

定時が無い

普通の会社は9時から17時までですが、この会社はそのような概念はありませんでした。

何時までに搬送して欲しい、何時に出庫する、という内容はありましたが、受け入れ先が24時間OKの場所であれば深夜早朝でも搬送できました。

なので仕事を早く終わらせるために早朝出発という事もできました。

稼ぐために夜遅くまでという事もできました。

 

歩合制

この仕事は歩合制です。

運転しなければ収入は得られません。

基本的に1日のスケジュールが前日に送られてきます。

それよりもさらに1本搬送を増やせばその分稼げるという仕組みです。

 

想像と現実のギャップ

求人情報を見て、条件が良さそうなので応募し、一応入社という形にはなりました。

そして初めての仕事の時「こんなはずではなかった」という気持ちが頭をよぎりました。

前の仕事を退職した理由が、長い拘束時間だったのですが、この会社の方が拘束時間が長かったのです。

職場の雰囲気も受け入れられない部分があり、すぐに辞めることを考えます。

 

移動料金は自腹

移動料金は会社から支給されません。

車両を目的地へ搬送した後、そこから戻る時や次の出発地へ移動する必要があります。

主に公共交通機関を利用します。

この料金は自分持ちです。

一応、それらを差し引いても1日1万円以上の稼ぎにはなります。

しかし決して十分ではないのでもう一本走るという流れになるのです。

ワンボックス(足車)で一緒に付いていってくれて次の目的地まで送ってくれる人もいます。

足車に乗れば移動費はかなり安くなるのですが、私は他の人とかかわりたくないので単独で行動していました。

足車に乗らない場合の交通費は月収の20%以上になると思います。

 

燃料費も自腹

移動費だけでなく、車両を搬送するときの燃料費も会社からは出ません。

完成したばかりの車両は燃料が入っていません。

この燃料費も自分持ちです。

目的地まで必要な燃料を計算して給油することになります。

例えばこの車両の燃費はキロ4ℓで走行距離は80㎞だから20ℓ給油しようという流れです。

大型車は燃費が悪くタンクが大きいので燃料費がかかります。

 

移動距離が長い

車両を目的地へ搬送した後、次の目的地への移動は公共交通機関を利用します。

個人的にこの移動時間が非常に無駄で長く感じました。

搬送先から次の出発地への移動に電車で2時間半以上かかるなんてこともあります。

この仕事は一番短い時間でも1搬送で2時間はかかり、大体1日の仕事の中で3分の2以上が移動時間になります。

この移動距離が拘束時間を長くしており、私が辞める原因の一つになりました。

 

ありえないくらい拘束された

ある時、搬送スケジュール上早朝4時に出発する必要がありました。

4時に出るには3時前には起床し準備して出勤しなければなりません。

そして予定通りのスケジュールを19時くらいに終えました。

その後会社からもう1本走れとの依頼(強制?)が来たのです。

19時半から次の出発地まで1時間、さらに搬送に1時間半、戻るのに1時間でこの日仕事が終わったのが23時を過ぎていました。

2時から23時過ぎまで仕事で起きていたことになります。

そして次の日はまた朝5時出発のスケジュールなのです。

これはあり得ない!

私がこの会社に居続ける理由はすでに消えていました。

 

個人携帯電話を仕事で使用

私が納得できかねる事として個人携帯電話の使用が挙げられます。

私個人の携帯電話のLINEに仕事のグループを入れるのです。

プライベートでのやり取りなら良いのですが、完全に業務用として各職員の個人携帯電話を使用していました。

仕事に関係する連絡は全て自分の携帯電話でした。

前の仕事は仕事用の携帯電話があったのですが、これは普通の事なのでしょうか。

また大型車専用のナビゲーションアプリ(有料)も自分で入れて自分で支払い使用しろとの事でした。

私は普段通話をしないのですが、通話し放題に変えた方が良いよと普通に言われたときは何だこりゃと思いました。

 

仕事を拒否して私の印象が悪くなる

この仕事をしたら帰りの電車が無くなるという所まで来た時、私は断りました。

そして19時までの時間制限を伝えました。

当然仕事の時間を自分で権利はあるのですが、上からするとこの行為はあり得ないようでこの日から私への態度がそっけないものに変わっていきました。

仕事量を減らすと稼ぎは減りますが、時間のバランスは取れるようになりました。

 

同じ日に入社した人の存在

偶然にも同じ日に私と同年代の人が入社していました。

その人も私と同様ご家族の関係で早く帰宅することが希望だったのですが、思っていた業態と違いかなり辟易していました。

彼は元々運送業だったこともあり、他の運送業に比べてこの会社の勤務時間はあり得ないといつも私に言っていました。

彼がいなければ私はこの会社がおかしいとは感じなかったし、彼も私に愚痴を言う事で少しは気晴らしになっているようでした。

 

まとめ

40代の男で公務員を退職すると、私のように学歴が無い人間はこのような運送業くらいしか選択肢が無くなってしまうのでしょうか。

就職情報サイトにおいて、ほぼ誰でも受け入れてくれるような会社は少なくありません。

そのような会社はサイトに書かれている待遇と実際の待遇に大きな差が存在する場合が多いと思います。

少なくとも前職の会社はそうでした。

昇給年2回、賞与年2回は嘘で、実際は昇給年1回、賞与無しでした。

このイメージが強かったので、歩合制のこの会社に入りました。

確かに走れば走るほど稼ぐことができるのですが、拘束時間の短縮を希望する私には真逆の環境でした。

日々事故防止を訴えているのに、長い拘束時間を強いてくるのは職員の健康状況をあまり考えていない証拠でしょう。

私はこの仕事内容を受け入れることはできませんでしたが、長く続いている人でこの仕事に文句を言っている人は一人もいませんでした。

反対に文句を言っている人は必ず辞めていきました。私が所属していた約2か月の間に4人もの人が辞めていきました。

仕事内容がさほど難しくはない事と時間拘束に抵抗が無い人であればぴったりとはまるのかもしれません。

つまり、自分の時間を会社に売っているという解釈で間違いないと思います(格安で)

公務員だった40代男性がこの会社に転職して得られたメリットは、結局このブログ記事のネタになっただけという事だけでした。

条件が良く誰でも入社できそうな会社には、離職率を聞くことが良いと思います。

皆さんは条件が良い事を書かれているからと言って安易に信じることはやめましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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